New Chitose Airport International Animation Festival
ARCHIVES 2014-2024

座談会:アニメーションを拡張する遊びと実践

映画祭では今年、スマホがあれば誰もが楽しめるARコンテンツを展開します。会期中にセンタープラザをはじめ、新千歳空港ターミナルビル内のいくつかのスポットで体験できます。本プログラムでは、この展示プロジェクトに参加する4組のアーティストをお招きし、スクリーンで見る作品の在りようとは異なるアプローチについてトークセッションを行います。100万ダウンロードを突破したスマホ育成ゲーム『ことだま日記』などをてがけるAchabox氏、映像作品のアウトプットの媒体を拡張する試みを続けている持田寛太氏、AIを使ったアニメーション作品など様々な技法を用いた作品を展開する羅絲佳<ラ・シカ>氏。新しいテクノロジーを使ったそれぞれの制作の魅力をお伺いします。(司会=ARコンテンツ展示総合ディレクター: TOCHKA)

GUEST PROFILE

あちゃぼっくす/Achabox
あちゃぼっくす/Achabox

ゲーム開発者・イラストレーター・ピクセルアーティスト。京都精華大学デザイン学部イラストレーションコース卒業。MV監督兼イラストレーターとして活動の後、BitSummitスタッフとしての参加を契機に、インディーゲームの素晴らしさに心を打たれ、ゲームクリエイターとして身を投じることを決意。ゲームデベロッパーである株式会社room6に所属しながら、「ことだま日記」の開発・運営を行い、Apple Storeで三度フューチャーされる。2022年オリジナルゲームコンテスト集英社GAME BBQで大賞を受賞。現在インディーゲーム開発チーム「アクロバティックチリメンジャコ」にて、集英社より支援を受けながら、新作「シュレディンガーズ・コール」を鋭意開発中。

X(旧Twitter)@achabox

持田寛太
持田寛太

1991年生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース卒業。映像作家、映像監督、フリーランスのジェネラリストとして活動中。実写映像、3DCGなどの映像の制作を主に行う。映像作品のアウトプットの媒体を拡張する試みとしてインタラクティブアートやインスタレーションの制作も行うが、近年は3DCGアニメーションに力を入れている。「ニャンちゅう宇宙放送中」のオープニングや『PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE』の2021および2022のHOLIDAYムービーなどを監督している。

羅絲佳 <ラ・シカ>/Sijia Luo
羅絲佳 <ラ・シカ>/Sijia Luo

中国出身日本在住。2020年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。短編作品は中国、アメリカ、ヨーロッパなどの海外映画祭で多数入選・受賞、MVやインスタレーション等も手掛ける。主なグループ展に「EASTEAST_TOKYO 2023- EE_V/S/P Program」(東京/ 2023)「RAM PRACTICE 2021-Exhibition」(横浜/ 2021)、「Phenakistoscope- Stroll The Line Series」MoCAパビリオン(上海/ 2019)など。

ナガタ タケシ、モンノ カヅエ[TOCHKA]
ナガタ タケシ、モンノ カヅエ[TOCHKA]

映像作家のナガタタケシとモンノカヅエは、1998年よりクリエイティブ・デュオ「TOCHKA」として活動。コマ撮りと長時間露光撮影でアニメーションを描く”ピカピカ”の技法を編み出す。長時間露光写真とストップモーションアニメーションの手法を組み合わせ、誰でもペンライトを使って空中に線を描くことでアニメーションを作ることを可能にした。実験的なアニメーションから現代アートまで、幅広く活動している。
受賞歴に2008年「PiKA PiKA Lightning Doodle Project」クレルモン・フェラン国際短編映画祭ラボ部門グランプリ受賞、2016年 「TRACK」 オランダ・アニメーション映画祭 グランプリ

新千歳空港国際アニメーション映画祭

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