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ARCHIVES 2014-2024

文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業連携企画 ワーク・イン・プログレス:土屋萌児+矢野ほなみ 新作アニメーション

本プログラムでは、土屋萌児さん(『耳なし芳一(仮)』)と矢野ほなみさん(『その牛、えり(仮)』)をお招きし、文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業での採択企画でもある各作品について、当時アドバイザーをご担当いただいた森まさあきさん、今年度より同事業のアドバイザーを務めるモンノカヅエさんを交えて、現在制作中の新作アニメーションの制作過程についてお話をお伺いしていきます(※土屋萌児さんはオンラインでのご登壇です)。

文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業

文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業とは

文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業では、若手クリエイターの創作活動および発表機会を支援するプログラムを実施しています。メディア芸術各分野に応じた適切な評価・助言ができる識者をアドバイザーとし、企画内容に応じたアドバイスを通じて、採択されたクリエイターが次のステップへと進む機会となることを目指しています。

https://creators.j-mediaarts.jp/

GUEST PROFILE

森 まさあき
森 まさあき

アニメーション作家/東京造形大学名誉教授
1955年、静岡県生まれ。中央大学商学部会計学科在学時代より独学で始めた8mmフィルムによるコマ撮り自主作品で注目される。80年、株式会社アニメーションスタッフルームに入社、セルアニメから初期のCG、モーションコントロールを使った数多くの特殊撮影のCM映像などを手がけるが、手づくりのクレイアニメに目覚め90年に独立。有限会社モリクラフトアニメーションを設立。テレビ番組『とんねるずのみなさんのおかげです。』のOP『ガラガラヘビがやってくる』(1992)、『がじゃいも』(1993)など多くのクレイアニメ作品を生み出す。2005年より東京造形大学にてアニメーションの教育指導に励む。

モンノカヅエ
モンノカヅエ

クリエイティブ・デュオTOCHKAの一人として、2005年よりコマ撮りと長時間露光撮影でアニメーションを描く「ピカピカ」の技法を編み出す。長時間露光写真とストップモーション・アニメーションの手法を組み合わせ、ペンライトを使って空中に線を描くことでアニメーションをつくることを可能にした。アニメーション映画祭から現代アート、コミュニティアートの分野で幅広く活動している。

土屋萌児
土屋萌児

アニメーション作家。1984年東京生まれ。切り絵や貼り絵、ドローイングなどを駆使しながら特異なキャラクターを用いてアニメーション作品を制作している。中山うり「青春おじいさん」SE SO NEON 「A Long Dream」 などのMVや、Eテレ「シャキーン!」の『ハッタケさん』『惑星兄弟』などのシリーズを手がける。ポカリスウェットweb movie『スカフィンのうた』アニメーションを担当。
※オンライン登壇

矢野 ほなみ
矢野 ほなみ

瀬戸内海島生まれ。2017年東京藝術大学大学院映像研究科修了。『骨嚙み』(2021)は第45回オタワ国際アニメーション映画祭で短編部門グランプリを受賞、第29回レインダンス映画祭で短編アニメーション部門最優秀作品賞、2022年第25回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞受賞、他25の受賞。 NHK「みんなのうた」ほか、EDやMV等も手掛ける。現在最新作「エリ」(仮)を制作している。

新千歳空港国際アニメーション映画祭

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