コマーシャルフィルム、ミュージックビデオ、空間映像など、企業等のクライアントから依頼を受けて制作される「コミッションワーク」は、いまやアニメーションの主要な表現の場のひとつです。本プログラムでは、数々のコミッションワークを手がける映像制作会社・P.I.C.S.から池田一真氏と稲葉秀樹氏の2名のディレクターをゲストにお迎えし、コミッションワークとアニメーションの関係を紐解きます。(司会=田中大裕)

映像制作会社・P.I.C.S.
GUEST PROFILE
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池田一真(映像ディレクター)
企画 / 演出。アイデアやユーモアに溢れた映像表現を得意とし、手法にとらわれない柔軟なディレクションで、TVCMから企業ブランディング映像、MV、アニメーションコンテンツやアトラクション用の空間映像まで、多岐に渡る媒体やジャンルを手がける。主なアニメーション領域での活動に、サンライズ×アソビシステムによるオリジナルプロジェクト『Artiswitch』(全6話)の監督や、テレビ朝日「クレヨンしんちゃん」オープニング映像のディレクションなど。
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稲葉 秀樹(アニメーションアーティスト / 映像ディレクター)
CG映像製作会社を経て映像クリエーターとして活動。
2017年 Red Hot Chili Peppers「Getaway Tour Viz」に映像作家として参加。海外のアーティストとコラボレーションした作品は、Pictoplasma、Reading & Leeds Festivals、This is Colossal、The Vergeなどの映画祭やメディアで上映、掲載されている。”SlowlyRising”にて第20回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出。独自の手法を用いた、繊細で緻密なアニメーションのスタイルを得意とし、CM、MV、OOHなど幅広く手掛けている。